コラム一覧

 コラムでは、有識者の方々にご登場いただき、それぞれのお立場から、インターネッ トやケータイとの向き合い方についてご示唆を頂戴します。また、政府や関連事業者が考 えなければならないことについてもご言及いただく予定です。

2009.10.13 「自殺予防と格差社会 」
竹島 正(国立精神・神経センター精神保健研究所 自殺予防総合対策センター長) 

 わが国の若年層(20~30代)の自殺死亡率は、中高年や高齢者と比べると低いものの、近年、確実に高くなっています。 2008年には20~30代を中心に硫化水素による群発自殺が発生しましたが、東京都監察医務院における2008年中の硫化水素中毒死による死亡例76例の分析結果によると、… すべてを見る

2009.9.10 「子どものケータイ利用に深まる教師の悩み」(下)
下田 博次(NPO法人青少年メディア研究協会理事長)

■子ども達の人間関係が把握できない
 私は、養護教員の話で「ショックだった」という部分に注目した。注目点は2つある。ひとつは、以前なら相談を受けるべき養護教員自身の立場がケータイで無くなってしまったのかという疑い。もうひとつは、日常接している生徒の友達関係がわからなくなってきたのではないかというおそれである。 … すべてを見る

2009.8.4 「子どものケータイ利用に深まる教師の悩み」(中)
下田 博次(NPO法人青少年メディア研究協会理事長)

■生徒指導教員からの相談内容
 2000年の前半から、学校に押し寄せてきた携帯電話ブームの波に、まず生徒指導教員が翻弄されるようになり、学校への持ち込み阻止はできないまま前述にように多様な問題に直面せざるをえなくなっていった。  以下、下田研究室がメールや来室、講演、シンポジウム会場などで受けてきた中高の生徒指導教員からの相談内容を生活指導、非行・逸脱、犯罪被害・加害の3種類に分け、10年間の主な相談事例 … すべてを見る

2009.6.18 「子どものケータイ利用に深まる教師の悩み」(上)
下田 博次(NPO法人青少年メディア研究協会理事長)

■多様化、複雑化する教師の課題
 このところ各地の教育委員会で子どもの携帯電話利用を問題視する声が高まっている。しかし、業界関係者はもちろん小中高の教師の中にも「ケータイで悪いことをするのは一部の子ども。騒ぎすぎだ」という者はいるし「インターネットができる技術的に高度なケータイを積極的に授業に生かすべきだ」という教育学者や … すべてを見る

2009.1.20 「大人が責任を果たす社会に」
高橋 正夫 (全国高等学校PTA連合会会長)

 「青少年の携帯にフィルタリングを一斉にかけるべし」という総務大臣の指導に端を発した昨年冬の騒動から早一年が経ちました。それ以来現在に至るまで、私は本研究会の他に、民間の第三者機関であるEMAや総務省をはじめとする各省庁の複数の会議体でそれぞれ理事・委員を務めることとなり、地元大分と東京を … すべてを見る